ビダイくんがゆくッ!

美大なんかに行くようなピーターパン症候群の社会不適合男子、通称「ビダイくん」の生態系を実体験を元に書いてゆくブログです。

■ ビダイちゃんがゆくッ!part2 ~Mさんと謎の東南アジア人の話~

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こんにちは、ヤナーリです。
今回も引き続きMさんの話をしていきたいと思います。

 

さて発達障害持ちでADHDのMさんは、制作時になると何故かいつも一つ目の妖怪を描いていました。

曰く、

 

「私は幼い頃から一つ目の妖怪を見ることができるんだ…」

 

「本で読んだけど私と彼らは生年月日も同じだし、私と彼らは血の繋がってない兄弟のようなものだ…」

 

とかそんなことをブツブツ言いながら、一つ目の妖怪を黙々と描いていたのが印象的でした。

 

何言ってんだこいつ。とでも言うものなら、もう活火山が大噴火するので、私は何も聞こえてないフリをして黙って自分の制作に集中することにしていました。

 


 

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さてそんなMさんでしたが…

 

話はちょっと飛びますが、彼女は大学卒業間際になって、突然同じアパートに住む謎の東南アジア人と交際することを始めました。

 

確か30代後半くらいのマレーシア人で自称劇団員志望、あとクォーターでイギリス人の血が入っているとかなんとか…

 

そのアパートでのバーベキュー会を通じて知り合った仲ということでしたが、そんな外国人の彼にゾッコンだった彼女は、もうかつてない程に幸せそうでした。

 

気づけば彼女特有のひどいヒステリーも大分収まっている。投薬での治療も大事なことですが、やっぱり日常生活における普遍的な幸せこそが何よりの特効薬になるのかもしれないなと思った瞬間でした。

 

また卒業式にその外国人の彼氏と一緒にいたとこも見ましたが、確かに劇団員志望ということもあり、かなりのダンディかつイケメンなお兄さんでした。

正直キワどくて危なっかしいとこが沢山あったMさんでしたが、卒業間際になって素敵な彼氏ができ、彼女は無事幸せとなって大学を卒業していきましたとさ。

 

めでたしめでたし

 

 

 

 

 

 

…とは、そう簡単に物事なりません。

 

その後、彼女と彼の間に何があったかは知りませんが、Mさんとは大学卒業後、一切の連絡が取れなくなってしまいました。

 

彼女はかまってちゃん体質で、連絡に関してはこっちが黙ってても頻繁にメールしてくる位なのに(それも『お前のこういう態度が気に入らない』とか『今日のあの発言がムカついた』とかそういった類のが多かった。後くそみそテクニックとゆう一時期ネットで流行ったホモ漫画の画像とか

 

例えばプチ同窓会やるよ~と、Mさんと仲の良かった同級生の女の子がいくら連絡してもなんの音沙汰もない状況で、皆で「これはなんかおかしいぞ」という話になりました。一体、彼女の身に何があったのでしょうか。

 

大きなお世話と言えばそうですが、しかし彼女のあの突飛な性格と、正直謎めいた所も多かったあの外国人の彼の素性も考えると…どうしてもこう不穏な感じというか、得体の知れない不気味さを感じてしまうのです。

 

…いやいや。考え過ぎだって。
連絡が途絶えたのは、きっと彼の祖国に彼女も同伴して行って、電波が届かない状態になっただけであって、今頃は海の向こうで幸せな家庭を築いているに違いないよ。うんうん

 

と思いたい所ですが。。。

彼女の無事を祈ります。アーメン

 


 

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さて話は変わりますが、最近になり私にも彼女と同じ発達障害があることが発覚しました(ただ私はADHDよりASD、いわゆるアスペルガー性分の方が濃いらしいですが)

 

発達障害と言うと失礼ですが彼女のような、もう見るからに「とんでも精神状態の人」という認識が強かったので、この結果が出た時は少々意外な感じもしました。

 

ただ一方でよく言われることですが、一言発達障害と言っても、そこには多種多様で様々な性格の人がいるということです。言ってみれば彼女がとことんアップテンポの人なら、私はとことんダウナー派なんですね。

 

ただ…どのような特徴を持っているにしろ、発達障害者は普通ではないのです。普通には生きられないのです。

 

なんの障害も持ってない健常者ですら生きていくのに精一杯な世の中なのですから、Mさんや私のような人間はこの先、どうやってサバイブしてゆけば良いのでしょう。

 

願わくば、障害等を越えてお互いに理解し合えることができるパートナーとうまく支え合って生きてゆくことができたらな…と思います。

 

という訳でMさんの話はこれにて一旦終了です。
Mさんのことも気がかりですが、私は私で自分の人生を精一杯生きていかないといけません。ああ無情。おしまい

 

お読み頂きありがとうございました。