■ 美大生と発達障害の話
こんにちは、ヤナーリです。
これよりアスペ美大くんの話をしていきたいのですが、その前にちょいと発達障害にまつわる話をさせて下さい。
プロローグ部分でも触れましたが、2017年に私はお医者さんより『特定不能』の広汎性発達障害という診断が下されました。
『特定不能』というのは、ASD(広汎性発達障害)、ADHD(注意欠陥、多動性障害)、LD(学習障害)という複数の障害が絡み合っている状態とのことです。
図にするとこんな感じかな↓
※ あくまで自身の主観&少ない知識の上で書き殴りました。誤ってる箇所などございましたら申し訳ないっす ※
…しかし改めてみると、字汚いね自分。笑
いやホント昔から字が汚くて、美大生の頃などは教授に「お前の字は汚すぎて作品の品質まで落とすほどの酷さだから作品にサインするな。」と言われたことあるくらいです( ^O^ )ひどい
でもどういうカラクリか知らないけど、高確率で発達障害者には「字が汚い」症候群があるんだよねぇ。なんででしょ
さて話は戻し、なぜ急に自身の発達障害の話をしたのかと言うと…
これもプロローグ部分で触れましたが、自分に限らず美大には発達障害もっとる人がかなりの割合いるからです。例えはっきり診断が出てなくても「それっぽい」奴なども含めると、正直もう「巣窟」です。
実際、自分がアラサーになって改めて検診受けようと思ったのも、同じく注意欠陥を持ってる美大時代の知人らに「あんたも充分アヤシイと思うよ」と言われたことが一つのきっかけでした。
マジで…?とは思いつつ、いやはやこれがドンピシャでございました。
しかし診断結果が出た時は、もうもう内心複雑そのもので…
『なんで。なんでもっと若い内から判明しなかったんだ!!!!今までこんなにも普通になろうと、ただそれだけのことに死ぬほど注力してきたのに、今さら「はい障害でした」なんて言われても、おっせ~~~~~~~よオーマイガッっ』
…という、自分の人生に対する復讐の叫びのような気持ちで一杯になりましたとさ。
悲しいね。
なので、美大云々に限らずこの際、私は声を大にして言いたいことがあります。
それは何より、このブログを見てるかもしれない若い人、もしくはお子さんを持つ親御さんに、少しでも自分や自分の子供に発達障害の兆候が見られるのであれば、ぜひ病院で見てもらって障害の早期発見をして貰いたいと、切実に思うからです。
早ければ早いほど良いです。
今まで幾ら努力しても普通になることができず、障害を自覚しないまま大人になり、社会の中で死ぬような思いをしてきた自分のような不幸な生い立ちの人間が一人でも減ればいいな…と本心から思います。
より詳しい発達障害に関する情報は、医療のサイトなどもご覧になって参考にしてください。まぁ自分はちょっと本とかテレビ・ネットでかじった程度で、発達障害の専門医とかそういう訳ではないので…
とりあえず身に覚えのある方は、発達障害情報・支援センターなどに電話してみてもいいんじゃないかな。あと発達障害に関して幅広い知識を持っているフリーライターの宇樹義子さんの記事なども、個人的にはお勧め致します。
あと冒頭に載せた史群アル仙という、同じく発達障害を持った作家さんの実体験を元にした漫画も大変にすばらしいので、そこから入るのもいいかもしれません。
今回の記事は以上になります。
次回はこのブログを始めようと思ったきっかけとなる、就労移行支援事業所(障害者用の訓練所みたいな場所)で見たリアルシャイニングおじさん事件についてお話ししたいと思います。
今回もお読み頂きありがとうございました。